Interview01
「ダンスのように熱中できる仕事とはじめて出会えた」GIGで踏み出した社会人への第一歩
栗原 愛実 Manami Kurihara
管理部|2020年入社
栗原さんのグルーヴインザグルーヴ(以下、GIG)でのお仕事を教えてください。
管理部として主に事務仕事をメインに担当しています。一般的な会社の事務仕事だけでなく、登録希望の方の面接管理や登録スタッフのお給料や交通費の管理、現場でつかう備品の発注や管理なども私の仕事です。基本的には内勤ですが、月に数回現場に出ることもあります。
どういった経緯でGIGに入社したのですか。
もともとGIGのグループ会社でアルバイトをしていたんです。そのときにマラソン大会の運営に関わったのですが、今までに体験したことがないくらいその仕事に熱中できたのが大きなきっかけになりました。
小さい頃からダンスをやっていて、大人になってからもアルバイトしながらダンスを続けていたのですが、ダンス以上に熱中できるものはなかなかありませんでした。飲食店やテレアポなどたくさんのアルバイトに挑戦しましたが、まったく続かなかったんです。
でも、マラソン大会の運営に関わり、いちスタッフとして責任をもって仕事をすることに、すごくやりがいを感じることができました。
それまではダンスで夢を追っていたのですが、そこにいったん区切りをつけて、社会人としても地に足を着けて、責任ある仕事を成し遂げたいと思うようになりました。そんなときに三ツ泉社長に声をかけていただき、2020年3月に契約社員としてGIGに入社し、2022年6月に正社員になりました。
入社してからどのように仕事を覚えていったのですか。
一般的にイベント業界は年中ずっと繁忙期状態なのが当たり前なのですが、入社したタイミングでコロナ禍になってイベントが軒並み中止になったため、時間をかけて一つずつ管理部の仕事を覚えることができました。
しかし、イベントは現場によって内容がまったく異なるので、決まっている業務があまりありません。もちろん、定期的にやらなければならない業務はあるものの、マニュアルがない業務がほとんどなので自分で考えて動かなければならない。最初はさすがにとまどいましたが、自分でルールやゴールを決めてどう動けばいいかを少しずつ考えられるようになりました。もちろん自分だけで突っ走るのではなく、上司や先輩、ときには事務スタッフたちにも頼りながら仕事を進めています。
ただ、入社するまで本当に社会経験がなかったので、言葉づかいなどもいちから教わりました。例えば、取引先との電話を切るときに「じゃ、よろしくお願いします」と言ってしまったとき、社長から「栗ちゃん、『じゃ』じゃなくて『では』だよ」って指摘されたこともありましたね。
でも、そんな指摘も本当にありがたいんです。社会人としてはよちよち歩きな私を受け入れてくださっているので、社員としてちゃんと頑張ろうと思っています。
社員やスタッフとコミュニケーションをとるときに心がけていることはありますか。
とにかく楽しく働く、ということでしょうか。楽しかったらやる気になるし、頑張れますからね。ただ、なれ合いで楽しくするということではなく、スタッフみんなが頑張れるように積極的に声をかけるようにしています。イベント終了後の撤去が一番大変なのですが、そういったときこそ積極的にスタッフに声かけして全員のモチベーションを上げることを心がけています。
あと、登録スタッフの名前をちゃんと覚えることも欠かせないですね。以前、派遣会社でアルバイトとして働いていたときに「派遣さん」って呼ばれるのがすごく嫌だったんです。ちゃんとスタッフの一人として認めるという意味でも、一生懸命名前を覚えて、必ず名前で呼ぶようにしています。
GIGに入社してよかったと思うことは何ですか。
自分が自立できたことだと思います。もともとダンスをやっていたときは、自分が本当に好きなことをただやらせてもらっていた状態でした。それでも経済的に苦しかったからアルバイトをせざるを得なかったのですが、よく両親や恩師の先生方に「結局、愛実は何がやりたいんだ」と聞かれたり、助けてもらったりすることも多かったですから。自分でもどうしたいのかわからなくて辛い時期もありました。
当時の私と比べるとかなり成長できたと思います。いろんな仕事を任せてもらえるので、毎日がすごく充実しているんです。
GIGの“ココが好き”というところを教えてください。
個性的な社員が多いけど、チームワークがあるところですね。
あと、個人的には会社理念である「感謝」も気に入っています。以前から好きな言葉を聞かれたら「ありがとう」と答えていたんです。
感謝することは「次に進むためのひと区切り」でもあると私は思います。感謝を伝えることで新しい一歩を踏み出せる。イベント運営に限らず、人として感謝の気持ちはいかなるときも忘れたらいけないと思いますね。
これから栗原さんご自身はGIGでどう成長していきたいと思っていますか。
ずっと学び続ける人でいたいです。入社してからさまざまな業務ができるようになりましたが、まだミスすることも少なくありません。同じミスを繰り返さないためにどうすればいいのかを学びながら、行動し続けたいですね。
また、登録スタッフに関わることが多いので、社会への一歩を踏み出すことをためらっているスタッフの背中を押せる存在にもなりたいと思っています。自分自身もアルバイト時代に辛い思いをしていたので、そういったスタッフの気持ちに寄り添っていきたいです。
今後どんな人たちと一緒に働きたいですか。
事務の仕事というと単純作業と思われがちなのですが、GIGではマニュアル化されているような業務が少なく、自分で考えて行動することが多いです。そのため、働くうえで柔軟に動けるかどうかが重要になります。
一生懸命でまっすぐ仕事に熱中できる人であれば、事務のスキルや経験がなくてもGIGで成長できるはず。私自身もそういった人と一緒に働いて、会社を盛り上げていきたいです。
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